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新年もずいぶん過ぎてしまいましたが。


 新年あけましておめでとうございます。

更新日が2月に入っていますが、改めて挨拶させていただきます。本年もよろしくお願いします。


 新年早々から震災に始まり、各地で色々な事がありました。この場を借りて心中お察しします。


 世界では相変わらずウクライナ事変も終結していませんし、紅海付近の海賊襲撃やらあまり良いニュースが流れていない状況です。国内を見渡してみても、これ!という程の心温まる状況の話やニュースは残念ながら出てきていません。

 

 今年の初頭に新聞で兵庫県全産業の1990年代と2022年との売り上げ比較結果が掲載されていました。建設業は1990年代に比べて2022年の建設業は50%台でした。第一次産業で65%程度、教育やその他の分野では150%台なんてのもある中で、建設業は震災復興等の一時過剰投資により、2000初頭~現在までの中長期的な持続できる建設業になっていない事が浮き彫りになる数字でした。その結果が現在の若手不足へ繋がる要因であると思います。

 筆者は2003年の就職活動説明会の際に、土〇学会の方から「ここの全体の40%だけが建設業で残りの60%は他の業界へ行ってください。今いる人たちで人手が余り過ぎています。」と悲しいコメントをいきなり貰った記憶がございます。また「今、全国で約40万社の建設業を営む会社を2020年頃には10万社にまで減らす事を目標としている」とも聞いていました。上記の40万社については2020年代の数値として約45~6万社程度あるといわれています。


 そんな景気ですが、今年はどうなのでしょうか?


 建設業は予算確保から発注までの時間差の関係で、前年度辺りの影響を受けています。去年から今年にかけては、国土強靭化計画の5か年目が前々年度で終了したことにより、去年度末~今年度にかけて、全国的に従来の半分とまでいかないが2/3程度になっているようです。


 また今年の4月から週40時間と残業が月に45時間等の法律による上限が設けられます。こちらに違反した場合は代表取締役の逮捕→指名・営業停止になる可能性があることから、ほぼ遵守する業者が殆どになります。結果として過去のような、早かろう安かろうな工事は難しいとおもわれれます。売上するには工事を完成させる必要がありますので、完成が遅れる→売上が上がらない→景気鈍化と建設業については言わざるを得ない状況です。


 この記事を書いていて気持ちが暗くなりがちですが、12月の最後、「今年はよかったです」なんて言えるように頑張りたいと思います。


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