測量機器と望遠鏡と火星
左の写真の測量機器「セオドライト」はかなりクラシックな物です。
普段仕事で使用する測量機器というのは光学機器に分類されています。能力的には望遠鏡機能がありまして、対象物を覗き込むことで方向や距離水平を見ることができます。
普段から筆者等は望遠鏡機能機器を、常に使用しているわけです。そして対象物は精々100m先の物くらいでしょうか。拡大倍率は低いのですが、よく見えます。
先日から火星が急接近とかで話題になっています。筆者も望遠鏡を購入しまして、火星を観察しました。
う~ん、想像以上に小さい。
米粒程度にしか見えない。倍率が低いのかなぁと色々試しましたが、スマホで撮れるとか販売時にアピールされていた割に見えるのは光の小さな点です。模様とか見えるのかなぁと期待していたんですが、光の点・・・
思わず「レベルとか光波で見た方がよく見えるんじゃないかなぁ」と勘違いするほど小さな点。
考えてみたら200倍になりますといっても遥かに遠い星ですから当たり前なんですが、改めて測量機は良く出来てるなぁと再確認いたしました。