物価と価格
建設業は比較的大きな金額を取り扱うため、他の業界からは非常に冷たい目で見られやすいのが現状です。
しかしその金額を決めるのは「物価」です。
でも物価って普段どのように動いてるか、一般の皆様には馴染みがないと思います。無論野菜が今週は幾らで販売しているとかは、普段から親しんでいるため理解されやすいですが、セメントが今月は1袋○○○円になってるなんて解りません。
それを調べているのが「建設物価」と「積算資料」という本が毎月発行されます。
この2冊はある程度の標準品から1日当たりの各作業員さんの給料や機械のリース料迄網羅しています。すなわち入札予定価格(発注前の予算)がこれに影響されます。
以外に思われるかも知れませんが、金額は厳正?な物価調査を基に算出されていますので
ある程度妥当といえるようになっています。
無論その前の設計がシッカリしてないと何にもなりませんけどね。